現在も人通りの多いこの坂は、古くは江戸時代から毘沙門天の縁日などで人を集め、 明治に入り鉄道駅(現在の飯田橋駅)の開通によっていっそう賑わいがましました。 また、神楽坂は花柳界の名所としても知られ、今も艶やかに着飾った芸妓さんたちとすれちがう事もあります。 神楽坂の路地裏には、情緒溢れる石畳や黒塀に囲まれた料亭があるかと思えば、 パリの街角のようなオープンエアのフレンチビストロが顔を覗かせます。
迷路のように入り組んだ路地や坂道には、お店だけでなく寺社や史跡、 文学者や芸術家ゆかりの場所などもたくさんあります。 それらが一日で歩けてしまう広さにぎゅっと凝縮されているので、 知れば知るほど歩きたくなる神楽坂。 古いものと新しいもの、山の手の雰囲気と下町の親しみやすさ、 違う表情が調和している不思議な街、それが「神楽坂」です。
JR線・東京メトロ・都営地下鉄などの各線が集中する「飯田橋」駅へは、「神楽坂」駅・「江戸川橋」駅ともに1駅2分。 その多彩なアクセスを自在に使いこなせる稀少なコアポジションは、 ビジネスからプライベートまで暮らしのフィールドをより大きく広げてくれます。